先日お亡くなりになった、
京セラやKDDIを創業し、
日本航空(JAL)再建に
尽力した
京セラ名誉会長の
稲盛和夫さんの
エピソードが、
とても学びになる!
先日のYahoo!ニュースで、
『「みんな動くな」。京セラの忘年会、酌をしようとした幹部を稲盛さんが制した。「一生懸命働いているのは君たちだ。俺がつぐんだよ」。心酔した』
という記事が出ていた。
今回のエピソードは、
1972年の忘年会のことですが、
京セラは、
東京証券取引所市場
第2部に株式を上場したころで、
会社の規模としても、
中堅規模になっているころと
推測されます。
そんな中、
鹿児島国分工場が
できたばかりの
1972年の忘年会で、
入社したばかりの社員が、
稲盛さんに惚れ込むことが
起こったのです。
それは、
忘年会で乾杯の後、
幹部らが
社長だった稲盛さんに
酌をしようとした。
すると
「みんな動くな。
一生懸命働いているのは君たちだ。
俺がつぐんだよ」
と言って、
一人一人に酌をして回った。
このエピソードを聴いて、
「えっ、何がすごいの?」
と思った方は、
稲盛和夫さんが
やってこられたことを
確認してみてください!
「必ず夢は実現する」
(京セラ創業者
稲盛和夫ものがたり)
本当の意味で、
社員思いの経営者だと
感じるエピソードです。
経営者や管理職などの
立場を手に入れると、
社員に対して、
とても横柄になったり、
人を人と思わないような
言動をしたり、
してしまう人がいる中、
稲盛和夫さんが
やられたことは、
とてもさりげないことだが、
稲盛和夫さんの
人間性と
経営者としての器を
あらわすものだと感じた。
良いことも、
良くないことも、
する方(多くは経営者や管理職)は、
覚えていないことが多い。
良いことをした場合は、
経営者や管理職者が
覚えていなくても、
社員にとっては、
プラスのことなので、
良い口コミが
出回ることになる。
一方、
良くないことをされると、
経営者や管理職者が
覚えていなくても、
社員にとっては、
マイナスなことなので、
根に持たれるし、
極端に言えば
組織崩壊へ一直線に
なる可能性がある。
稲盛和夫さんが
残された言葉、
「京セラにとって何が正しいか、
ではなく、
人間として何が正しいか、だよ」
とても重い言葉であり、
経営していく
本質の言葉だと感じる。
[2022年9月1日~9月30日]
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Profile
1971年 島根県生まれ。
大学卒業後、大学進学予備校、人材派遣会社、「戦略的目標達成プログラム」に代表される研修会社アチーブメント株式会社を経て、住宅メンテナンス会社の株式会社バーンリペア(キャンディルグループ)に入社。
人材採用・育成・風土づくりの3つを担う「ヒューマンサポート部(人事部)」をゼロから立ち上げる。