日々、
中小企業経営者の方々から、
ご相談が入ってきます。
日々ご相談にのっていると、
実感することとして、
中小企業経営者は、
「人」の悩みを
抱えていらっしゃいます。
もちろん、
悩みがなければ、
相談もされませんよね。
私は人事の専門家ですから、
多くは人事に関することか、
人材についての悩みです。
中小企業経営者から
ご相談いただいた際、
まずやることとしては、
じっくり経営者のお話しを
伺います。
安易に、答えを
出すようなことはしません。
経営者が話をし尽くしたところで、
私から解決策の糸口だったり、
ご提案させて
いただくことになります。
経営者が
ご相談いただく内容は、
ご本人にとっては、
切実な内容であるのですが、
よくよく聴いてみると、
「木を見て森を見ず」的な
ことが多かったりします。
例えば、
「人手が足りない」とか
「優秀な人材を採用したい」とか
「就業規則を作らなきゃいけない」などの
目先の問題に捉われていて、
厳しい言い方をすると、
問題の本質が
見えていらっしゃらないことが
ほとんどです。
「木を見て森を見ず」
的な状態だと、
モグラ叩きゲームのように
場当たり的な
対応になってしまいがちで、
結果、時間ばかりが
過ぎていくものです。
このモグラ叩きのような
対応と言うのは、
『対処療法』に過ぎず、
しかもノウハウが社内で
蓄積されないため、
問題の根本的な
解決にはつながりません。
そんな混沌とした状態から、
堂々巡りになってしまっている
今の現実をご認識いただき、
「この状況を打破したいですよね」
とお話いたします。
これを私は
「原因療法」と
呼んでいます。
悩みはそれぞれ、
大小さまざまではありますが、
結局のところ、
中小企業の悩みというのは
「組織づくり」を
しっかり行い、
地盤を固め、
「会社の方向性を示す」
ことによって、
社内で一丸となり
進むべき道が分かれば、
解決することがほとんどです。
言葉というものは
言った先から
消えてゆきます。
実際、経営者が社員に
いくら口だけで伝えても、
人の捉え方・考え方・
価値観というものは
それぞれ違いますから、
その解釈が違ってしまうと、
結局、社員は自分の認識に
従って行動してしまい、
組織の足並みが
揃わなくなってしまいます。
これが、組織における
「落とし穴」なのです。
それに対する切り札が
「原因療法」。
要は、
目先のことだけに
捉われることなく、
もっと問題の本質に
目を向けて、
こちらから
先手を打ちましょう、
ということです。
▼新たなサービスをはじめました!
[2022年10月1日~10月31日]
社外人事部長LINE公式アカウントのみの情報発信もしておりますので、
友だちではない方は、「友だち追加」ボタンからご登録ください!
住所 | 〒227-0067 神奈川県横浜市青葉区松風台7-12 |
---|---|
営業時間 | 平日9:00~18:00 |
定休日 | 土・日・祝 |
まだデータがありません。
Profile
1971年 島根県生まれ。
大学卒業後、大学進学予備校、人材派遣会社、「戦略的目標達成プログラム」に代表される研修会社アチーブメント株式会社を経て、住宅メンテナンス会社の株式会社バーンリペア(キャンディルグループ)に入社。
人材採用・育成・風土づくりの3つを担う「ヒューマンサポート部(人事部)」をゼロから立ち上げる。