中小企業経営者と
お話しすると、
主に、「人」に関する
相談をうけます。
「人」に関することで
特に多い相談内容が、
「人材採用」に
関することなのですが、
「人材採用」に続いて多いのが、
管理職やリーダーに関する
人材育成についてです。
管理職やリーダーに関する
人材育成についての
ご相談の多くは、
管理職の「意識」を
変えてほしいだったり、
もっと経営側の発想が
できるようになって
欲しいというもの。
具体的には、
長時間働いたから
評価してくださいとか、
いいプロセスの仕事をしたから
評価してくださいではなく、
どれだけ理念、ミッション、
ビジョンなどにもとづいて
成果を出せたかと、
そういう発想に
なってほしいというもの。
また、
多くの管理職が現場上がりで、
現場のことを
熟知しているがゆえに
何かを行う時、
「それは現実的に
ちょっと厳しいですね」と、
できない理由ばかり
述べるのではなく、
厳しい中でも
どうすればできるのか
という発想を
持ってほしいというもの。
そこで、
私がよくお話させていただくのが
管理職を
「土俵に上げる」
ということです。
えっ、それってどういうこと?
前職時代に
こんなことがありました。
人事として
新卒社員の配属を考える時、
現場の管理職者からみて、
優秀そうではない
新卒社員を配属したりすると、
現場の管理職から
「なんでうちに
こんなやつ配属したんだ?
おまえのところ(人事部)で
面倒を見ろよ」と、
残念な声が
あがってくることがありました。
そういうマインドの
管理職には、
いくら説得をしても
難しいと思ったので、
私はこんな提案をしました。
「では、こうしましょう。
自分の部署のことを、
新卒社員たちにプレゼンして、
新卒社員たちに
どこの部署に行きたいか
投票させましょう。
自分たちが
本当に欲しい人材(新卒)を
引っ張ってこれるように、
自分の実力でやりましょう。
これでいいですよね?」と、
同じ土俵に
上げてしまったのです。
すると、管理職の人たちは、
自分のプレゼンが
ダメだったら
新卒社員から
1票も入らないかも・・・
という現実に直面し、
意識がガラッと
変わったのです。
これはひとつの
例にすぎませんが、
このように
「土俵に上げる」
ということを
続けていくことで、
管理職の人たちの
意識は変わっていくのです。
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定休日 | 土・日・祝 |
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Profile
1971年 島根県生まれ。
大学卒業後、大学進学予備校、人材派遣会社、「戦略的目標達成プログラム」に代表される研修会社アチーブメント株式会社を経て、住宅メンテナンス会社の株式会社バーンリペア(キャンディルグループ)に入社。
人材採用・育成・風土づくりの3つを担う「ヒューマンサポート部(人事部)」をゼロから立ち上げる。