多くの中小企業経営者が、
抱える人事の悩みのひとつに
「優秀な人材が
採用できない」
というものがあります。
ただ、ここで
確認しなければならない
ことがあります。
それは、
もしかして
「そもそもそんな
人はいないよ」
というような人物像を
思い描いて
しまっていないか、
ということ。
これは、
特に創業期から事業が
軌道にのってきて、
「もっと成長したい」と
思っている経営者が
陥りがちな状態です。
つまり、
人材採用に比較的不慣れである
ということが原因として
考えられるのですが、
であれば
「人材採用に慣れれば
解決するのか?」
というと、そういうわけでも
ありません。
そこにはもっと、
根本的な原因が
かくれているのです。
「面接しても、
求める人材が来ない」
というのは、
いわば人材のミスマッチが
起こっている状態です。
それには、
以下の3つの原因が
考えられます。
的が外れている
自社が望む人物像が
明確化されていない
求める人物像を
伝えていない
1つ目の
「的が外れている」
というのは、
経営者の感覚や直感を
優先してしまい、
会社が本当に必要としている
人材とマッチしていない、
ということです。
例えば、
会社は営業職を
募集しているのに、
「優秀で頭が良くて」
というような人を
求めていたとしたら、
これは、経営者の思いつきで
人材を採用としているので、
これでは、
なかなか採用にはいたりません。
もちろん、
「優秀で頭が良い」ことに
こしたことはありませんが、
営業職を募集するのであれば、
第一優先は、
「コミュニケーション能力」であったり、
「行動力」であったり
するはずです。
つまり、
募集職種に応じた人材を
求めているのか、
ということが大事。
2つ目の
「自社が望む人物像を
明確化していない」
というのは、
意外に多くの会社で見られます。
求める人物像を
言語化せずに、
何となく頭の中で
思い描いているだけでは、
上手な人材採用はできません。
これを解決するには、
実際に、求める人物像を
書き出してみるしかありません。
最初は、
すぐに書き出せなくて
当たり前ですから、
まずは
書き出すところから始めて
みてください。
最後の3つ目の
「求める人物像を
伝えていない」
も、よく見受けられます。
求職者・応募者に
自社が求めている人物像を
告知すると、
お互いの認識のすり合わせ
を行うことができ、
採用後の
「こんなはずじゃなかった」
という事態を未然に防ぐこと
ができるのです。
この3つのポイントを
意識して人材採用を
行っていけば、
求める人物像がクリアになり、
欲しい人材も採用できる
ようになっていきます。
ぜひ、チャレンジしてみてください!
[2022年12月1日~12月31日]
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Profile
1971年 島根県生まれ。
大学卒業後、大学進学予備校、人材派遣会社、「戦略的目標達成プログラム」に代表される研修会社アチーブメント株式会社を経て、住宅メンテナンス会社の株式会社バーンリペア(キャンディルグループ)に入社。
人材採用・育成・風土づくりの3つを担う「ヒューマンサポート部(人事部)」をゼロから立ち上げる。