今日は、
リアルの活動の
一日でした!
リアルだと、
目の前の方々の状況が
見てとれることがあり、
いろいろなことを
読み取ることができたり、
気づきがあったりと、
相手の状況とかを
直接感じられるので、
いいものですね~
特に、
相手の「魂の叫び」を
直接感じることが
できるところが、
最高です!
さて、中小企業経営者の
悩みのひとつである
管理職をどう育てるか?
について、考えていきたいと思います。
管理職は、
能力・スキル・経験が
求められるのは
当然のこととして、
それ以外に求められることとして、
「考え方が健全なのかどうか」
というのは、
非常に大事な要素です。
たまにある勘違いというのが、
会社を自分のものと考えて
私物化したり、
権力を行使して、
会社を自分の意のまま
にしようとするパターンです。
社員は会社と言う場所で
自分の労働と引き換えに
生きる糧を得ています。
家族を養っている人も
いるでしょうし、
上京して働いている人もいる中、
上に立つ人は、
社員が人生を会社に投じているのだ
ということを忘れてはいけません。
以前、お客さまの企業で、
役員が退任されました。
その会社と関わるように
なってしばらくしてから
辞められた役員に
「ある社員を辞めさせてほしい」との
要望を受けました。
私がその企業に入る前に、
何かあったのでしょう?
「ある社員を辞めさせてほしい」
というのは、
突然言われたことだったので、
私は、事実確認が必要と判断し、
すぐには応じませんでした。
一方的な意見を聞くだけでは、
ことの真相を見誤ります。
こういう時は極力、
思い込みを排除し
多面的な目を持つべきです。
私は直接、
辞めさせて欲しいと言われている
当事者とも個別面談を行いました。
辞めさせて欲しいと
言われている社員に
話しを聴いてみると、
お互いに良い所もあれば、
悪い所もあり、
実際、役員から聞いていた情報とは、
違う状況も多々ありました。
ですから、
一方的に辞めさせるわけにはいかず、
この件については
私が受け取り、預かりました。
ここで一番大事なことは、
判断の基準を
「人としてのあり方として正しいか?」
におくということです。
人間ですから
好き嫌いがあるのは
仕方ありません。
だからと言って、
上の人間が自分の好みで
会社を運営していたら、
部下やメンバーへの
示しがつかなくなります。
上の人間が組織の多様性を
許容できなかったということであり、
自分がそれを
受け入れられないとなると、
結局は、
自分自身がそこに
いられなくなってしまうのです。
人間の感情というのは、
時として自分では
どうにもコントロールできなく
なることがあります。
だからこそ
「人間なのだ」とも言えますが、
会社を運営する身となると、
そうも言ってはいられません。
人の上に立つということは、
「公の人間になる」
ということですから。
一時の感情に
流されないためには、
「多方面から見れる目を持つこと」
「判断の軸を会社におくこと」
が肝要なのです。
[2023年1月1日~1月31日]
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Profile
1971年 島根県生まれ。
大学卒業後、大学進学予備校、人材派遣会社、「戦略的目標達成プログラム」に代表される研修会社アチーブメント株式会社を経て、住宅メンテナンス会社の株式会社バーンリペア(キャンディルグループ)に入社。
人材採用・育成・風土づくりの3つを担う「ヒューマンサポート部(人事部)」をゼロから立ち上げる。