この時期、人事の世界では、
2023年入社の新卒採用での
内定者フォローを
されておられたりすると思いますが、
同時に2024年入社の新卒採用の
準備もされておられることでしょう。
新卒採用のやり方は、
企業によって違っていて、
リクナビやマイナビなどの
ナビサイトを活用して、
採用活動される企業もあれば、
合同企業説明会に参加される
企業もあります。
ナビサイトや
合同企業説明会に参加されるのは、
新卒社員を
数10人単位以上採用する
企業にとっては、
1人あたりの採用単価が
抑えられたりして、
効率的であります。
一方、
毎年数人だけの採用であれば、
大学などの学校とのパイプを
構築していくことの方が
効果的で、効率的に
なることがあります。
実際、私のクライアント先では、
こんな事例があります。
今までは
民間の合同企業説明会に
参加していて、
1年目、2年目と
たまたま同じ大学から
採用ができていました。
その実績が認められ、
学校側から
インターンシップの依頼が
直接入ってきて、
3年目には
民間の合同企業説明会に
参加しなくても、
クライアント先が主催した
インターンシップから
そのまま人材採用に
つながりました!
他には、
ある医療系の器具を
取り扱っている企業さんが、
大学と共同研究を行っていて、
先生との信頼関係もあり、
その繋がりから
人材採用ができました。
では、
学校とのパイプがまだない
企業の場合はどうすればよいか?
大学などの
キャリアセンターに
いきなり飛び込みで行っても、
比較的、冷ややかな
扱いをされることがあります。
では、どうすればいいのか?
やるべきことは、
まず、自社の社員さんの母校を
中心にアプローチすること。
私自身、
学校へアプローチする際、
前職時代に実感したことが
あるのですが、
私が母校に訪問して
人材採用の話をした際、
キャリアセンターで
対応してくれた方が、
最初は態度が
冷たかったのですが、
OBであることを告げた途端、
いきなり歓迎ムードに。
やっぱり、
学校はOB・OGのことを
大切にします。
もし、社内に若い人、
大学などを卒業して
1年、2年という人がいて、
部活やゼミなどで
活動をしていた方がいれば、
学校の先生、
それから後輩などと
繋がりがあったりするので、
そこからアプローチしていくのは
有効な手段です。
あと、
専門学校なのですが、
就職サポートの会
のようなものがあり、
そこに協賛として
寄付金を納めると、
学生さんと接点を持つ場を
設けてもらえるなどもあります。
学校とのパイプが
しっかりできるまで
3年くらいかかります。
今から先を見据え、
いろいろと手を打っていかれることを
おすすめいたします!
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[2022年11月1日~11月30日]
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Profile
1971年 島根県生まれ。
大学卒業後、大学進学予備校、人材派遣会社、「戦略的目標達成プログラム」に代表される研修会社アチーブメント株式会社を経て、住宅メンテナンス会社の株式会社バーンリペア(キャンディルグループ)に入社。
人材採用・育成・風土づくりの3つを担う「ヒューマンサポート部(人事部)」をゼロから立ち上げる。