今回は、
「どうやって人事部を
立ち上げたのか?」
の第11弾
『前例にとらわれない』
について、書いていきます。
今回で、
一旦シリーズ最終回となります。
(気が向いたら、書き出すかもしれません)
ゼロから人事部を立ち上げてから
学んだことを
最後のまとめてとしても、
書かせていただきます!
部署をゼロから立ち上げると聴くと、
一見、大変だと思われる方も
いらっしゃることと思います。
部署をゼロから立ち上げるのは、
もちろん大変なことかもしれませんが、
「考え方」によって
大きく変わってきます。
それは、
前任者がいないため、
自分のアイデアなどで
体制構築できる
仕事を創り出す面白さを
経験できる
ということを
私なりに気づいたのです。
では、ひとつひとつ解説していきます。
前任者がいないため、
自分のアイデアなどで
体制構築できる
ゼロから人事部を
立ち上げることは、
めったに経験できること
ではありません。
もし前任者がいれば、
まずはその前任者の
やり方を引き継いで、
部署をつくっていく
必要があります。
もし、前任者がいて
前任者のやり方を
急に別のやり方に変えたら、
他の部署との関係性があるため
社内が混乱してしまいます。
「考え方」によっては、
前任者がいなくてゼロから部署を
立ち上げるということは、
前任者にとらわれないで、
部署を構築できるのです。
もし、前任者がいた場合、
「ほったらか人材育成手法」や
「ワールドビジネスサテライトへの出演」などは、
実現できなかったでしょう。
私は、どちらかというと、
既に確立されたもの(ここでは部署)を
まわしていくことより、
新しく構築することの方が
合っているのです。
仕事を創り出す面白さを
経験できる
生みの苦しみはあるものの
生み出した時の快感は、
忘れられないものです。
そして、何ごとも主体的に
取り組んでいかなければ、
仕事がないという状態に
陥ってしまいます。
部署の立ち上げの最初の頃、
何をどうしていいかが
分かりませんでした。
そんな中、各拠点に足を運んで
情報を収集したり、
人事のプロフェッショナルに
教えてもらったり、
本を読んだり、
勉強会・セミナーに参加したり、
といったことをして
いろいろな仕事を
創り出してきました。
上手くいくこともあれば、
上手くいかないこともありました。
トライ&エラーを繰り返しながら、
人材採用・人材育成・風土づくりの体制を
構築してきました。
こんなことを経験できたのも、
ゼロから人事部を
立ち上げるということを
経験できたからです。
ゼロから人事部を立ち上げた経験は、
今の仕事観にも影響していますし、
仕事の進め方などにも役立っています。
とても貴重な経験をさせていただいたことに
感謝しております。
私のように、ゼロから部署を
立ち上げるという経験は、
①指名されてから立ち上げる
②自ら手を挙げて立ち上げる
の2つのパターンから
であると思います。
いづれにしても、
主体的に取り組まない限り
ゼロから部署を立ち上げることは、
負担だけにしかなりません。
なので、
「考え方」ひとつで、
結果は大きく変わってくるのです。
[2022年12月1日~12月31日]
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Profile
1971年 島根県生まれ。
大学卒業後、大学進学予備校、人材派遣会社、「戦略的目標達成プログラム」に代表される研修会社アチーブメント株式会社を経て、住宅メンテナンス会社の株式会社バーンリペア(キャンディルグループ)に入社。
人材採用・育成・風土づくりの3つを担う「ヒューマンサポート部(人事部)」をゼロから立ち上げる。