昨日は、
2件の経営者コミュニティでの
交流の場に
参加してきました~
経営者が集まっているので、
何げなくいろいろな情報が
入ってきます!
情報というのは、
ネットや本などから
入手することもあれば、
今回のように、
直接、「人」から
もたらされることもあります。
しかも、
直接、「人」から
もたらされる情報は、
鮮度が高い気がします。
情報というのは、
工夫すれば、
有益な情報が入ってくると
改めて感じた
時間となりました!
さて、創業して間もない会社
というのは知名度もなく、
会社がどうなっていくのかも
よくわかりませんよね。
人は目に見えず、
また知らないものに対しては
身構えてしまうもの。
私が前職時代に、
人事部を立ち上げた時、
その会社が新しい業界を
切り開いて行く過程に
あったこともあり、
すべてが
新しいことづくめでした。
特に大きな
悩みというのは、
優秀な社員は
たくさんいたけれど、
会社が大きくなろうと
しているのに、
それを支える
管理職が足りない
ということでした。
当時の社員は、
自分の仕事のことは
考えても、
会社の将来や
ビジョンのことまでは
考えていない人が
大半でした。
日々の仕事を
していくことは、
会社のビジョンを
実現していくことにも
つながっていることを
理解してもらうことは、
社員と会社、
双方にとって、
とても大事なことです。
なので、
社員に会社の将来や
ビジョンのことを
少しは考えてもらおうと、
私は自ら積極的に
彼らに近づいていきました。
そして、
会社の将来や
ビジョンのことを
少しは考えてもらうのに、
会社のビジョンや
理念、経営方針を
理解してもらうために、
経営計画書の簡易版である
「夢の手引書」
というものをつくりました。
ただ、こういったものは、
つくっただけでは
ダメだということは
はっきりしていて、
「夢の手引書」を
いかに浸透させるかが、
とても重要だと
思っておりました。
私は何度も
拠点に足を運び、
社員向けに
「夢の手引書」勉強会を
幾度となく開催しました。
社員から管理職に
なったメンバーは、
それまで
自分がリーダーとして
何かを進めていくとか、
部下・メンバーを
育成するといったことを、
これまではどちらかというと
避けてきた人たちでした。
それまでは
一社員に過ぎなかったので、
会社や経営者を
気軽に批判していたのに、
今度は自分が批判される立場に
回ることになったわけです。
管理職としての
役割を与えられると、
拠点を出店していく時に、
自分が中心となって
拠点づくりを
していかなければなりません。
そのような立場に
立たされた時、
人は否応なく
「どうしたらいいか」
と考えます。
つまり、
立場が人を育てるのです。
もちろん、
管理職としての仕事が
できないと、
そこからこぼれていく
人もでてきました。
管理職になっても
他人への批判や、
自ら評論家であることを
やめられなかった人。
職人から実務家に
なりきれなかった人は、
そこから脱落していきました。
人事の仕事の一環として、
研修をしたり、
人材育成を行うことは
重要ですが、
結局のところ
研修だけでは人は育ちません。
確かに知識は研修で学べますし、
さまざまなワークもありますから、
学ぶ方法はいくらでもあります。
人が成長する上で必要なのは、
現場で実践し、
実務を経験させること。
それを与えることが、
人を育てる上では
非常に大切な要素と
なってくるのです。
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Profile
1971年 島根県生まれ。
大学卒業後、大学進学予備校、人材派遣会社、「戦略的目標達成プログラム」に代表される研修会社アチーブメント株式会社を経て、住宅メンテナンス会社の株式会社バーンリペア(キャンディルグループ)に入社。
人材採用・育成・風土づくりの3つを担う「ヒューマンサポート部(人事部)」をゼロから立ち上げる。