労働時間が長いことが問題ではない、何が問題？

今日のYahoo!ニュースで、

 

『教員の残業、月123時間

　「働き方改革」の効果薄く

　7年変化なし』

 

という記事が出ていました。

 

 

 

私の妻が教員なので、

他人事ではない記事になります。

 

 

 

ただ、残業時間が長いという記事は、

教員に限らず、

 

過労死などがあると、

ニュースになったりします。

 

 

 

そのたびに感じるのが、

労働時間の長さに焦点を

あてられるだけで、

 

実態は変わらないというのが

現実だと感じます。

 

 

 

もし、本気で労働時間を

減らそうと思ったら、

 

仕事を増やすのではなく、

仕事を減らすことをしていったり、

 

事務的なもので

手書きの書類などは基本的になくし、

システムやクラウドなどを活用して、

極力自動化するなど、

 

世の中に出回っているものを

活用するだけでも、

 

時間効率を上げて、

生産性の高い仕事が

できるようになるものです。

 

 

 

公務員のような

母体がどでかい組織では、

 

担当者レベルの提案などは

なかなか聴き入れて

もらえないでしょうから、

 

そもそも

時間効率を上げて、

生産性の高い仕事が

できるようにはなりにくいものです。

 

 

 

例えば、

文部科学統計要覧（平成31年版）で

教員数（全国にある幼稚園～大学含めてすべての学校）は、

 

197万人の方がいます。

（常勤、非常勤の方も

すべて含んでいると思います）

 

 

 

この197万人の方々が、

毎日、手書きで書いていた書類を

システムを導入して、

毎日、5分削減できるとなると、

 

毎日、全国で約16万時間の削減が

できることになります。

 

 

 

そして、

一日の時間を年間に換算すると、

 

更に、莫大な時間削減が

できることになるわけです。

 

 

 

こんな便利な時代にも、

まだまだ非効率な手書きの書類や

 

昔からやっているから

慣例でやっている業務などが

あったりします。

 

 

 

単純に、これらの業務を

バッサリやめれば、

 

時間効率が上るし、

生産性も高くなっていきます。

 

 

 

労働時間が長いことが問題ではなく、

 

労働時間が長くなっている原因を

考えずに、問題解決に

取り組まないことが問題です。

 

 

 

 

 

インターネットラジオ「鳥越アズーリFM」
すはまのマンデーランチの動画が
YouTubeにアップされました！

 

こちらからご覧いただけます！

 

 

 

 

 

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